このレビューはネタバレを含みます
公開初日のレイトショーにて鑑賞。
まずはよく公開できた事を素直に感謝。コロナ禍での延期の間に世界の情勢も変わり、さらにはロシア・ウクライナウクライナ戦争で戦争のやり方も変わって、戦闘機乗りもあと何年かしたら殆どいなくなるような中、化石化しそうなトップガン・パイロットを先ずは最高に格好良く撮影してくれてありがとうと言いたい。
ここからネタバレ含みます。中国とロシアと北朝鮮とイランを足して一つにした敵国の核開発基地への先制爆撃、やはり配慮が至る所に見受けらる。敵機はロシアのSu57っぽいけど翼マークはなんか日の丸にも見える丸い印、敵機のパイロットのバイザーはわざと黒にしていて白人なのか東洋人なのかあるいは中東系なのかもわからなくしている。古いF14を盗んで行く時、アメリカ以外でF14持ってるのはイランだけど雪が積もってる山の中の基地で一目でイランではないと言うのが分かる。盗んで乗り込むシーンにも敵の兵士は一切出てこないので敵国の言葉も聞こえず敵は曖昧なまま。
敵機はSu57に見え、第5世代機であるのは分かるが、果たしてロシアの第５世代機は果たしてドッグファイトが得意なのだろうか。
アラは見えるがスピード感があってテンポ良く進む展開で気にはならない。
後から考えると、トマホークで敵基地を無力化出来るなら、核開発の疑惑の基地もトマホークで良いのではなかったのかと思われる。どうしてもピンポイントの爆撃が必要な理由があった方がよかったね。
プガチョフ・コブラのマニューバーは、Su27がやったのを昔エアショーで見たことがあったけど、機首を引き起こして失速させ急ブレーキかけたところで追撃機に追い越させるというのは確かに理屈ではそうなんだが、コブラの失速からの復元は普通は速度ほぼゼロまたは惰性での水平移動状態からエンジン推力全開で復元していくので、追い越させてその後すぐに後ろを取って逆襲するというのはちとあり得ないかもね。
ジェニファーコネリーは相変わらずきれいだった。綺麗な歳の撮り方してるなあ。当然メグライアンやケリーマクギリスは出演を断る筈だわ（年齢がかなり違うとしても）。
