イコライザー THE FINALのtjrのレビュー・感想・評価

痛快アクション作だったイコライザーも、3ともなると完全に日本時代劇。必殺仕事人。
普段は穏やかで優しく飄々としているが、一度殺すと決めたら極めてスマート。

オープニングでラスボスの如き貫禄を纏って登場し、終の住処を見つけ、自分の町を守るついでにイタリアも救っちゃう。

これが面白く説得力を持ってまとまっているのは、その人柄と独特の間を持つデンゼル・ワシントンにしかできない。
リーアム・ニーソンでも、キアヌ・リーヴスでもこうはいかないだろう。