まっと

バーバリアンのまっとのネタバレレビュー・内容・結末

バーバリアン(2022年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

マリグナント観たときと一緒で、今こういうホラーが観たかったという欲にばっちりきっかりハマってくれた こういうのでいいんだよじゃなくてこういうのがいいんです私達は

このくらいの小規模ホラーですが、しっかり支配被支配搾取を描いて決着も着けさせるのが好きでした
でも決着はそれこそ小規模なものだし対症療法です 男たちはこの映画では何の役にも立たない やっと手にした銃で彼女じゃなくて己を撃つ父親 彼女の前で彼女の子供を傷つけるジャスティン・ロング
テスは彼女の被害者だけど、それでも彼女を終わらせる引き金を引いた テスが決着を着けてくれた 万が一あの日キースが生き残ってテスが死んでいたとしても、多分キースじゃ駄目だったんじゃないかな……なんとなく……

ジャスティン・ロングが小規模なクズなんですけど、小規模ゆえに家族との会話を思い出すとなんか心がやられる 母親にとっては自慢の息子なんだよな クズだけど クズなんだけど 両親も彼がクズになる一端を担ってるかもしれないけど なんか、みんな人の子なんだよなあ……と いやそんな悲しくなるようなシーンじゃないんですけど……

それにしたって我らがスカルスガルド一族のビルくんがあそこで退場なんて贅沢わよね
まっと

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