あり

エゴイストのありのネタバレレビュー・内容・結末

エゴイスト(2023年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

いろんな意味で想像してたのと違った…

鈴木亮平、雄!って感じの役しか見たことなかったからすごい新鮮だった。所作とか喋り方でこんな演じ分けられるのすごい。

ラブシーンが思った以上に濃厚だったな…アングルがだいぶ攻めてたな……こんな、大丈夫ですか!?心配になっちゃったよ。

鈴木亮平と宮沢氷魚のBL❣と思って観にきたら半分くらい宮沢氷魚いなかった。

ウリやってる→援助するよの流れで(龍太…詐欺か…?)と思った自分が恥ずかしいよ…すごいお母さん思いのいい青年だった。そしてかわいかった…

お金でしか中村親子への愛を示せない浩輔、傍から見たら歪なのかもしれないけどそれが一番救われると思うんだよな…言葉でならなんとでも言えるけど、龍太が亡くなっても母親を支え続けるのは中身がないとできないので。「なかったことにしたくない」って浩輔の言葉、鈴木亮平の演技も相まって胸に来た。
「一緒に頑張ろう?」「ゆっくり返してくれたらいいから」とか、その場しのぎかもしれないけど浩輔ができる精一杯なんだなって思うと…

「僕には愛がわからない」って浩輔は言ってたけど、減っていく貯金残高に不安を覚えて、差し入れのフルーツも1000円のと198円ので迷っても結局1000円のを選ぶのは愛だと思うのよ。
あり

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