このレビューはネタバレを含みます
浩輔と同じく、突然幸せを奪われた気分になりました。
愛とエゴは表裏一体。
でも、龍太の母親が言うように受けとる側がどう感じたかで決まるものだと思います。
龍太があのまま自分を犠牲にして、幸せをないがしろにしたまま亡くならなくて良かったと心から思いました。
そして彼は浩輔が龍太の母親と関わりを断たずにいてくれたことに感謝してると思います。
とても難しい役だったと思いますが、鈴木さんも宮沢さんも演じているというよりは浩輔と龍太を生きていて、ノンフィクションを見ているような気持ちになりました。
あとゲイ仲間と楽しく話してるシーンがめちゃくちゃ良かった。
まるで自分もそこに参加してる気分になって自然と笑ってました。
マスクしてて良かったw
男女関係なく誰にでも起こりうる、誰もが考えさせられる意義のある作品です。
浩輔がエンドロールの後も思い出を胸に強く生きてくれることを願います。