んー、いくら撮影が良かろうといくらギャグが笑えようと基本の設定が古臭過ぎて全然好きになれなかった。今どき「男が慣れない家事に悪戦苦闘する」みたいなの笑える……？そこまで含めてパロディとかじゃないよね。マイクロアグレッションの扱いが軽いのとか、とにかく女性は「許す存在」なところとかはっきり言って嫌い。新しいものを取り入れずに自分の手札だけでやってたらすぐ限界来ると思う。
全然細かい話覚えてないのであくまで撮影の質感とか会話の切り返しの感じとかだけで言うけど、マリッジ・ストーリーがやりたかったのかなと思った。そこにハリウッド（と近年大ヒットしたアレ）のパロディを無理やり合体させてその無理やり感を笑うようなコンセプト。当時は面白いと思ったマリッジ・ストーリーも今見たら全然ダメかもな……。
ハッピー・オールド・イヤーの次がこれなのか。悪い意味で同じ監督とは思えない。男女が逆だったらまだ成立してたと思う。
