このレビューはネタバレを含みます
ガキンチョと親にまみれた映画館で見た。
隣りに座ってたガキンチョは、隣の女が一人で号泣してて怖かったと思う。ごめんな。
(ガキンチョの親へ 上映中スマホ見てるんじゃねよ こっちは本気でドラえもん見に来てるんだよ)
流石に古沢良太は天才だった。
・子供世代に伝えたいメッセージ
・伏線回収の鬼
・絶望、詰みからの巻き返し
全てにおいてパワーが違う。
「完璧」じゃなくていい、「自分らしさ」を大切にね、他者の「他者らしさ」も認めていこうね
→「自分らしさ」を見失わないために考えることを止めてはいけない、思考し続けることが大事
ということがストーリーに組み込まれている。
しかも、説教臭くないし展開もおもろい。泣いちゃう。
設定的にはパラダピア堅牢すぎてまじで詰む、びっくりしたあまりにも絶望的で。
けど自分らしさを認め考えることを続けて道が開けるの良かったですね、最初の演出がうまくここで生きてくるのも最高。
まあソーニャが復活できるのとか甘い気はするけどすぐに出会えないから全然いい、なんならドラえもんだしね!全然いい。
あとのび太の両親がのび太のことを思いながら夕食をとるシーンすごい良かった。自分のいないところで自分のことを考えてくれる人間の視点って何気に大事だと思う。
いやまじでおもろかったな、エンドロールに脚本 古沢良太って出てきたとき涙止まらなかった。ドラえもん書いてるのやばすぎないか?
見終わってからしばらく映画ドラえもん のび太と空の理想郷のことしか考えられません。
エンドロール中に3分の1くらいの観客出てって草
映画鑑賞の土壌はここから育っていくとは考えられねえな!(最悪)