2023年35本目。
結局なんでライルは歌えるの?
ショーン・メンデスの美声が聴きたいので字幕版で鑑賞。ゴツいワニから天使のような声が出てくるのでそのギャップが可愛かった。全曲グレイテスト・ショーマンの作曲家たちだからか大好きだった。
だけど褒められるのはそこぐらい。
ストーリーは凡庸だし、色々解決されずに終わるし、終り方に関しては「いやそれもう後付けでやったろ?」感があってがっかり。
ライルがプリム一家の各々の悩みを歌で解決していく話だけど悩みがどれも浅すぎて「あ、もう解決したの?」って感じだし、ライルと少年が親友になった過程が薄すぎる。
その点「パディントン」シリーズは喋る動物と一家の絆を見事に表現してたし、この完成度の差に驚いてしまった。
何も考えずに観る子供映画としては良いのかもしれないが、メッセージ性も特にないです。