「ミラマックス」って今で言うところの「A24」ぐらいの映画の面白さの品質保証はあったと思う。タランティーノの映画もワインスタイン兄弟の名があるから面白いんだ…とも。その裏切りとハリウッド一番の屑野郎の露見には驚いた記憶が。
ショービズだからこその眩しいぐらいの光とどす黒すぎる闇。
それはハリウッドだからこそでない日本の現状。
屑野郎を生み出す土壌あってもにそれらをタブーとせずにきっちり「映画」にするアメリカ映画界は地には堕ちてないのだなと。
作品自体は取り調べ調書や裁判での発言の如く、へんに盛ったら真実味が失なわれるとひたすら地味。
プロットとしたら取材する、拒否される、取材するだけであるが、そのド直球の描きかたがエンタメの保険排した危うさを跳ね返す力強さを醸し出している。
とか思いながら、どえらい強気の編集長とか妙につぼ。
