羊の群れは丘を登る

イントゥ・ザ・ラビリンスの羊の群れは丘を登るのレビュー・感想・評価

イントゥ・ザ・ラビリンス(2019年製作の映画)
3.4
イタリア発のミステリー映画。
 15年前誘拐されて失踪した少女サマンサが発見される。
入院中、精神科医グリーンのカウンセリングを受ける。
会話が英語なのはなぜなのか?
迷路の中を彷徨う彼女の妄想話。
 後々、気付いたけど、入院していること自体がサマンサの妄想の中のだったと分かった。というか本当に生きているのかも分からない。

普段は借金の取り立てで生計している私立探偵の老人ブルーノ。彼は余命2ヶ月と宣告されていた。
 彼が誘拐事件の犯人を追うが、何で行方不明事件の犯人を追っているのかは分からない。
 そして、ブルーノとグリーンの関係性も分からない。
 
 話を追って解明されていくのかと思いきや、自分には把握できず、複雑化して終わった感じだった。

 ラビリンスが迷宮という意味なので、そういうコンセプトで作った映画なのかなと思った。

 面白いか、面白くないかと言われれば面白い部類の映画。