前作は、序盤、正統派ホラーで、ラスト仰天という意外性にあっけに取られたが、今作は、彼女が、ああなるきっかけを描いているのかと思いきや、実は…。みたいな、最後らへんまで観て、ああ、もうずっとずっと、あの人はアレなんやな。みたいな、まともそうに見えてる時も、ああ…、そうやったんや。。。
て、ゾワゾワくる感じ。お母さんが、マジで厳しい…、と言うよりは、娘を憎んでいるかのような素振りも、そうなれば仕方ない…のか？と、思うと共に、少なくとも親だけはパールに愛情を示していたら、もっとマシやったんかな？とか、思うけど、親と言えど、無理なもんは無理ってのもあるし、自分が亡き後の事を考えてか、あの状態の娘を結婚させてるのが、愛情と言えば、愛情かなあ？
周りに迷惑をかけへんようにって、少なくとも農場から出ない、娘を大事にしてくれる青年に託すって。
まあ、ハワードがとんだババ引いたのでは？って思うけど、妻のあれを観ても添い遂げてくれたってのが、泣ける。社会的規範からそれてはいるが、ええ夫やと思う。(パールにとって。)
ダンスのシーン(すごい自信に満ち溢れていた割には、とんでもなく稚拙。それが、またゾッとする。ダンスの立ち位置のバミりのとこが、Ｘって大写しになって、まさかここから後のタイトルに繋がるのか？って思ったけど、多分違う（笑）)、義理妹に本当の気持ちをさらけ出している独白の、眼をかっぴらいた表情、この2シーンが最高。眉毛無いって、表情を読み取るのにムズいと思うけど、逆に無くて、あそこまで感情をむき出し感を伝えるとは…。
ミア・ゴスすごいな。
