2023/05/03鑑賞
上映後、金子由里奈監督、髭野純プロデューサーの舞台挨拶付き。
この世知辛い世の中で、そっと寄り添ってくれる映画だった。
「万歳！！2億点！！！」みたいな熱量で人にすすめる映画ではないけど、
この作品にあえて良かったなと静かに満足する作品。
「生きづらいな」と思うことがあった人に
フラッと映画館で観て、彼らのモラトリアムの機微に全力で乗っかって欲しい。
主演はドラマ『ドラゴン桜』で名演技を見せた細田佳央太。
個人的には『カメラを止めるな！』の真魚が出ていることも見逃せない。
優しさと無関心は表裏一体というのは、ずっと考えてきたことだったのでめっちゃ刺さった。
駒井練、どこか芦田愛菜みのあるまっすぐな表情が魅力的。
標準語、標準語、終始標準語...。
