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美と殺戮のすべてのtsubame737のレビュー・感想・評価

美と殺戮のすべて(2022年製作の映画)
3.9
オピオイド中毒の元凶であるサックラー一族との戦いというよりも、ナン・ゴールディンの自伝の要素が強い。
人は社会を作り、社会の最小単位である家族を作り、それらの中で生きる以上政治とは無縁ではいられないという話なのかなと思った。実家との折り合いが悪かったために、疑似家族を作ったことにも通づるのかなと。
オピオイド中毒の患者を減らせないことも彼女の実家の問題が解消できなかったのも、根っこは同じだった
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