RAWとcmbynとサスペリアとインタビュー・ウィズ・ヴァンパイア、ボニーアンドクライド混ぜた感じ？？
大人向けの、ネオおとぎ話。大変好きだ
グァダニーノの映画は
画面構成やカットの配分は繊細なのに
音楽はポップで
役者は感情を抑えた演技なのに
トゲだらけの人生歩いてる感じを表現できていて
それが一つにまとまってるのがすごくここちいい
出てくるキャラの全てが
誰かを求めてしまう
そこの切なさをうまく描いていた
汚らしくて気狂いの様なキャラクターですら
自分の弱さを守りながら
守れる誰かを探している
cmbynと似た感情が渦巻いていると思った
サリーは自分の名前を呼んでくれる人が欲しいのだろうし
マレンのお父さんの自分ができる限りの守り方をした
車の運転も教えてくれてたのだな…
切ない
素晴らし青春ロードムービーになっていて
これが18歳以下が見られないの
もったいないと思うほどだった
18歳以上の若い人
若いうちに見て欲しい
それにしてもcmbynのお父さん役の人
マイケル・スターバーグさん
びっくりしてしまった、多彩だ
彼もきっと、仲間を見つけて高揚していただけなんだろうけどなぁ…
みんな仲間を探してるだけなんだ
現実に会ったら危機感のせいで
絶対に同情なんて過らない人々の事を
もしかしたら、と考えさせる描写力がすごい
個性が強い音楽を使えるの
アルジェント映画ぽさも感じる
ティモシー・シャラメがいつもの
ハッと目を引く感情表現を抑えて
テイラー・ラッセルを引き立てていた
2人が寄り添う姿がとても素敵に見えた
すごい
トレント・レズナーが
音楽だったのもよかった
