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サントメール ある被告のシネマのレビュー・感想・評価

サントメール ある被告(2022年製作の映画)
3.4
2022年 フランス映画

実話ベース。

とても静かな展開で引き込まれる。
最近のフランスの法廷ものに面白い作品が出てきたように思う。

黒人文学を何冊か読んだことがあるけれど、前提条件となる黙示的な黒人文化がちんぷんかんぷんだったのを思い出した。

アフリカにルーツがあるのに、遠く離れて違う文化圏で育ち生活するって自分の中での文化の衝突とかジレンマってないのかな…?と思っていたのだけれど…。
やっぱりあって、マグマのようにたまっていくのかな…と思った。

子殺しで30年が求刑されていて、日本って全体的に刑期が短い…ってつくづく思う。不起訴も多いし。加害者天国と言われるのも納得…。

傍聴していた作家がパソコンで観ていた映画は『王女メディア』だそう(他の方のレビューで知った。ありがとうございます🙏)。なんか変と思ったのだけ覚えてて、やっぱり変だった。この座りが悪い感っていうのは日本人だけではなく万国共通なのだろうか…?
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