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枯れ葉のシネマのレビュー・感想・評価

枯れ葉(2023年製作の映画)
3.9
2023年 フィンランド/ドイツ

【W座からの招待状】
監督・脚本 アキ・カウリスマキ
1957年生まれ、フィンランド出身。
『パラダイスの夕暮れ』(’86)で世界の映画人の注目を集める。日本では『レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ』(’90)以降、全ての監督作が公開され大ヒットを記録。

2017年の引退宣言は世界中のファンを悲しませたが、最高のラブストーリーを携え私たちの前に戻ってきました。

労働者3部作(『パラダイスの夕暮れ』(’86)、『真夜中の虹』(’88)、『マッチ工場の少女』(’90))に列なる本作はカンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞。ギリギリの生活でも人間としての誇りを失わずにいる労働者たちの日常が描かれている。

運命に振り回される恋人たちを演じるのはカウリスマキ映画には初出演となる2人。
ユッシ・ヴァタネン 『アンノウンソルジャー 英雄なき戦場』
アルマ・ポウステイ『TOVE/トーベ』

ノスタルジックな風景と多様な音楽。
とぼけたユーモアと溢れる映画愛。
悲劇と喜劇の間を彷徨う現代のお伽噺。

☟感想☟
フィンランドって行ったことが無いけれど、この作品のように旧ソ連圏のような面もあるのか…確かに歴史を振り帰ると…。

出てきたガールズバンド観たことがあるのだけれど、何の作品だか思い出せずモヤモヤして後半あまり頭に入って来ず。もしかしたら、カウリスマキ作品観たことがあって、その中で出てきたのかな…。それとも北欧ドラマかな?

棄てワンコがお利口さんで泣ける😭

ストーリーだけなら余裕でスコア4超えなのだけれど…顔が長くて目が寄っている顔がどうも苦手で…スマン。
でも、結構そういう顔の俳優のせい(せい?)で挫折した作品も多いので最後まで視聴したのは作品の力かと。


【W座エピローグ】
戦争や暴力が蔓延る世の中で真っ直ぐに愛に向き合いささやかな幸せを噛み締めようという監督の優しさが詰まった映画。
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