このレビューはネタバレを含みます
丸刈り頭のルビー・ローズを愛でる為の映画。ルビー・ローズという名前、そしてこの容姿。B級アクションヒロインにはピッタリ。常に短髪の彼女ですが、丸刈りでこのルックスにはお手上げです。
さて本編ですが…フランク・グリロとシュワちゃんの息子という豪華なアクションキャスティングと思いきや、生ぬる〜い湯加減となっています。
正義感あふれる兵士だったベラ(ルビー・ローズ)の父は、戦地で同僚や部下が不正に手に入れた８０００万ドルを奪取。取り戻す為に父のクルーズ船が奪われるが、そこには男(シュワちゃん息子)を連れ込んだベラも乗船していた！でも、お金は寄付されており、船は爆発、ベラは無事。
ガバガバポイント
・強奪グループは、父のクルーズに何故奪った金があると思ったのか？
・船着場の警備員を殺してまでクルーズを奪うなら、ベラを迎えに行った必要性ある？
丸刈りルビー以外のグッドポイント
・画面バキバキのスマホを使う程荒んだ生活のベラが、死んだ父との不仲を取戻していく過程の数々。クルーザーの金庫にはベラと御揃いのネックレス。ラストで苦手な水にとびこんだベラ、幼少期溺れた自分を救ってくれた父の思い出等。
・父の部下であったクルーズの船長ローソン(病気の娘の為に強奪に参加したがベラを助け死ぬ)の娘に、船の保険金を渡すベラ(全部じゃない)。
なんやかんやいって本作は「愛」のドラマなんです。フランク・グリロやシュワちゃん息子は単なる無駄使い。でもルビー・ローズがいるから良しとするか。
