めたわに

マーターズのめたわにのネタバレレビュー・内容・結末

マーターズ(2007年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

胸糞から来ました!

いやーなかなかの名作ですねぇ。個人的ポイントを3つ程。
まず、明るく仲の良い家族の団欒。陽があたり鮮やかな朝のダイニング。「ピンポーン」からの「ズドン!ズドン!ズドン!ズドン!」。
誰かいた!と思ったら、鉄のふんどしを頭にネジで固定された裸の女。
ラスボスマダムの「死後の世界は?」→「疑いなさい」→自ら頭にズドン!


リュシーは過去に監禁拷問から逃げたが、そのトラウマもあり幻影に襲われる。自分をこんな目にあわせた奴は…と刃を研いでいた。新聞記事をみて監禁していた奴の家へGO!
リュシーは友人アンナを呼ぶも、幻影に苦しめられ死。一人残されたアンナは、隠れ地下室で先のふんどし女子を発見。組織がやってきてアンナジ・エンド。この家族の家は(ある意味)崇高な理念を持つ組織で、若い女性を痛めに痛めつけると(あっちの世界に)到達し殉教者になると信じている。到達した者から「死後の世界はどんな感じ?」と聞き出すのが目標。しかも集まってくる組織の人間は金持ちのセレブぽい奴ばかり。皆さん育ちが良いからか趣味がよろしいようで。


アンナは剥がされます

そう全身の

皮膚を

そして到達します(多分)


組織のラスボスのマダムは到達したアンナに
何事か聞き出します。→ありがたいお言葉の発表会。集まるセレブ会員達。→コンコン「マドモアゼルぅ、そろそろ時間ですよ!ちなみに有り難い御言葉はどうなんすかぁ?」→マダム「疑いなさい」ピストルで自らの頭スドン!


このエンディング名作のそれ。
マダム!何を聞いたの?
どっち?いいこと?悪いこと?

わからなくていいんです。わからないから名作なんです。そもそもわからなくても、そのうち私も貴方も嫌でもわかることなんですから。
永遠のお預け感+組織の胸糞が、貴方をあちらの世界へ到達させてくれること間違いない映画です。
めたわに

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