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パリタクシーのmarucoのレビュー・感想・評価

パリタクシー(2022年製作の映画)
5.0
私が何故この映画を観たか、と言えばこのタクシー運転手に扮する俳優名前も知らんかった人、でも今日、わかった。ダニー・ブーンやて💓
映画館に貼ってあった大きなポスターに心奪われものすごくええ男に見えた😅この笑ろてる顔が何とも言えん好きになった。その彼はタクシー運転手シャルルに扮する。愛する妻と娘一人がいる。46歳。
シャルルは人生崖っぷち、免停寸前のギリギリ瀬戸際男。
そこにシャルルにとり上々の乗客となる超高齢女性マドレーヌ92歳が独りタクシーに乗り込んで来る。
年齢差がシャルルの丁度2倍…笑
この二人が一日にして奇跡の熱い熱い泣けるほどの人間関係を紡いでゆく。
本作は先読み好きなmarucoには
意表を突くどころか、
どんでん返しどころか、
marucoの予測憶測を裏切ることも
なく仕舞う、終まいます。
こんなんを予定調和と言うんかえ?
ところが、
だけど違う、
だけどそうと違うねん、
そこには齢92歳マドレーヌのとても綺麗な若かりし頃の恋物語を感じることができる。
そして哀しい波乱万丈の人生を回想シーンでちゃ〜んと見せてくれる。
本作は前述のように、決して、
唯一無二の際立った秀作とは言えないと思ってる。それはわかってる。だけど、
92歳のマドレーヌが46歳の男に少しくらい淡い恋心を抱いたとて、
何を問われることがあろうか、
マドレーヌは幸せやったと思う。
人は経年と共に身体は弱る。だけど
人は誰もが経年と共に心まで朽ちて
廃れるものではないと思う。
人はきっと死ぬ間際まで自尊心を持っておりそして人を愛し恋うる想いを持ち続けてるはずやと思う。ただ何かの事情でそれが叶わないだけやと思う。
marucoも出来るかぎり清廉に生きて
日々ロマンチックな想いで過したいほんまにそうありたいと願う。

最後にひとつ心遺りなことは、
シャルルはマドレーヌのことをもう少しだけ見ててやれなかったものか、
これはシャルルなりの気遣いと優しさであったことは重々承知の上やけど…、
marucoはやっぱり少し泣いた。

観て良かった💐
劇伴最高❣
明日からまた何とか仕事頑張れる💪

※追記
どなたかパリスタクシーの宣伝ポスターを見られた方々へ。
このような面立ち雰囲気の男に心当りのある方はmarucoまでご通報をお待ちしてます。

シャルルの奥さん、
想ってた以上に素晴らしく
ええ人やった。
雰囲気も顔立ちも丁度ええ、
可愛えぇ人やった💗
シャルルは幸せ者やったんやな😅

キットいつかアワセテクダサイ

メルシーボクゥ🫂
maruco

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