面白い風なことを何回もやるんだけど、それが全然面白くなくてキツイ。
神木隆之介と杉咲花の現代の価値観から江戸時代の仕来たりや価値観にツッコんだり、とんでもないことを言われてえーっ！と驚くのをちょい長めで見せたりを何度もやるんだけど、何が面白いのこれ？
神木に佐藤二朗みたいな演技させてるけど、面白いことをやってるわけじゃないからつまらない。杉咲花も99.9みたいな演技やってておもしろくない。
松山ケンイチ演じるウツケの次男は汚い印象しかなくて面白くない。病弱の三男の歌を歌ってから気持ちを解説するのも三回くらいやるのもくどくてイライラした。
こういった登場人物がウザくてつまらない以外は話しはそんなにひどくなかったと思う。大した話ではないけど面白いと思う。
ただトリビア知識で現代で言うリサイクルだキャンプだシェアハウスだとかナレーションで説明するのはそうなんだろうけど初めて驚くような知識でもないから無くてもよかったと思う。こじつけな気もして、何でこんなナレーション入れたか分からなかった。
エンドロールで踊るのもそうだけど、4、5年前のドラマやらコメディでやってることを時代劇で真似てるだけで、おもしろい展開やギャグを作ってやってないからつまらないんだと思う。
浅田次郎原作らしいけど、原作はつくもがみとかsfぽい展開があるらしくて、それを映画でやるのが難しかったのかもしれない。
