地上波放送を録画して鑑賞。
9歳で視力を失い、18歳で聴力を失い、盲ろう者として世界で初めて常勤の大学教員となった福島智さんの実話を元にした作品。
元々見えていた目が見えなくなっていく姿、元々聞こえていた耳が聞こえなくなっていく姿は観ていてとても辛かった。
どう考えても一番辛かったのも一番頑張ったのも智。当然家族である父にも母にも代わってあげることはできない。
けれども、母・令子の献身的な姿も素晴らしかった。
そして、彼女の考えた指点字が多くの人にとってコミュニケーションツールになっているのがすごいこと。
父も辛かったのはわかるけど、あんなに良い奥さんに対して態度がかなりひどくない?
よく連れ添い続けたわ。
どんなに辛くてもきっと勉強をたくさんして、大学の教員として働いた前向きさは多くの人の励みになっているに違いない。
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