シートン

ヴィクラムとヴェーダ ヒンディー語版のシートンのレビュー・感想・評価

4.3
インド映画がもつ迫力と物語性に圧倒される。インド映画、とまとめるのがよいかわからないけれど、ストーリーとアクションでぐんぐん引っ張っていくような快さと楽しさというものがある。そしてそれは、歴史ある神話や叙事詩に裏付けられている。

善と悪という普遍的で壮大なテーマを扱えるのもそれゆえかもしれない。そして、ヴェーダの語りのおもしろさとミステリアスな響きも。

しかしそんなことより、銃火器を持った男どもの力強さよ、胸板の厚さよ。そして、ダンスシーンの唐突さと愉快さよ。
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