肉屋が手違いでヴィーガンを殺してしまい、さらに手違いで店頭に並べてしまったらまさかの大好評!なブラックコメディ。
面白いと言ったら不謹慎だけど面白かった。肉屋がヴィーガンを襲うのはジャン=ピエール・ジュネ監督の「デリカテッセン」と同じ構図。
違うのはコチラの肉屋の旦那は善良な人間で、ヴィーガン狩りを躊躇しているところ。
そしてなんども躊躇してオドオドしていたところから一転、狩りを決意してからの開放的な表情にやられた!
その表情はまさに北斗の拳の「ヒャッハー」で、完全イッちゃってるもんだから不謹慎ながら笑ってしまう。
人肉を食べたいとは全く思わないけど、どんな味がするのかにはちょっと興味がある…そんな事を思わせる映画ですね。