このレビューはネタバレを含みます
政府がマスコミが、同じ群れに所属する利得のために、
同じ人間を、異質なグループとして作り出す。排除する。
政府とマスコミがあおる不安。
強制と自発的な同質化。
同調する善良な市井の人々。
善良な市民が人殺しに同調する。
彼らの正義の名の下に、
彼らは人殺しに変貌する。
異なるというだけだで、
何の罪もない殺される人々と子供達。
今も変わらない景色。
繰り返されるヘイトスピーチ。
無力な「澤田智一」と同じく
無力な僕ら傍観者たち。
船の行く先を教えてほしい。
子供たちのために、教師を続けてほしい。
事実を子供たちに。
「澤田智一」にしかできないこと。
今は、こんな世界だけど、
いつか子供たちが。