消え入りそうなナレーションだな〜と思ってたら、
ミランダ・ジュライだったんかい!
奥さんの細さがミランダっぽくて妙に納得しちゃうわ。
冒頭で彼らが調査中に死んじゃうことがわかった上で、
子どもを持たないとか、いつ死んでもいいとか、
とにかく常に死を意識しながら活動してたことがわかる。
有言実行というか、本当に覚悟してやってた人たちだったんだなぁ。
学生運動にも加担して人に失望し、
人智を超えた存在である火山に惹かれていったけれど、
結局は自分たちの研究が人命を救えないことにまた失望し、
赤色よりも予測不能で死のリスクが高い灰色に傾倒していった彼らは、
やっぱりどこまでも人間くさい。