正欲の小籠包のネタバレレビュー・内容・結末

こんなずっと目の死んでるガッキー初めて見た。
この世を生きている人の解らない受け入れられないを、それまでにはできず結局誰かの物差しで決めてる「普通」って時に凶器。観終わってから自分の中のよくわからない感情を一人で抱えて受け止めていている…。
こういう性的指向を持つ人はいるんだろうなと思ったけれど、誰かを傷付けるわけではなくても、悪いことや罪のように扱われたり拒絶されたりするのは悲しいことだな。とんでもないダメージをくらった気がするけれど私は観てよかったと思える作品だった。

こういう時はこういう言動をすれは「普通」に見られるだろうやり過ごせるだろうと、地球でどうにか生きている宇宙人のようだと語る夏月と佐々木の台詞にしても二人の会話のシーンよかったな。　
あと、正直、苦手だったあの鬱陶しいおせっかいな妊婦の従業員に夏月が「うっさい」って言った時はスカッとした…。

「この世界で生きていくために僕と手を組みませんか」って佐々木の言葉が好きだった。