小籠包

名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊の小籠包のネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

絵になる冒頭シーン、ベネチアの街並みの美しさや屋敷内のカメラアングルがお洒落だった!
“我が魂を消耗させつつ、犯人を突き止める”
ポアロさん、本当そうだよね。事件の解決にともなって明かされる、悲しい真実や付きまとうやるせなさはお決まりのようで…。
最後に残る謎であった脅迫の犯人であり、新たな殺人と自分の父親を死に追いやった原因をつくってしまったレオポルドは、このことをどう受け止めて生きていくのか…。(少し、「真夏の方程式」を思い出した。)
子供ながらも、心を病んだ父親に寄り添い、支える彼は強かった。
“その存在が何であれ、逃げられない己の亡霊と向き合ってどう生きるのか。”ポアロさんの最後の会話にしても、個人的には今作好きだったな。☕️🐝
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