このレビューはネタバレを含みます
原作既読。
映画化するって知って楽しみにしてた。
内容やストーリーは分かっていたので、新たな驚きなんかはなかったけれど。
復習の意味で面白かったな。
「水フェチ」
激しく吹き出す水を見て性的に興奮する。
ほんとにいるのかな？そういう人。
↑こういう考えを持たれることで作中の新垣結衣や磯村優斗は居場所を失くし、孤独な人生を送ってた。
結婚してないこと、彼氏もいないことで周りから言われるあれこれがうっとおしくて、二人は偽装結婚をすることに。
私も20代半ば～結婚するまで、親戚や会社のおじさんたちから同じように言われるの嫌だったし、だから結婚してからそういうことを言われなくなったことが結婚して一番よかったことだと思ってたな。
子供がある程度手が離れてきた今、会社のおじさんに「そろそろ彼氏作ったら？」って言われた時には、またそのフェーズが来たのか！とげんなりしたけども。
単なる水フェチで人に迷惑をかけなければ問題ない。
水は大事な資源なので、公園の水を大量に使うとかはやめて、自分ちのお風呂とか庭とかでやるのはだめなのかな？
同じシチュエーションだと興奮しなくなる？？
そこに小児愛好者が絡んできてしまったもんだから、事態はややこしいことに・・・
稲垣吾郎と山田真歩の夫婦。
不登校の息子がいて、稲垣吾郎は「普通であること」に重きを置いているから、不登校の息子に共感＆理解してあげられない。
それが原因で壊れそうな家庭。
原作を読んだ時にも思ったけど、
結婚をし、セックスをして子供を作り、でも心が離れてしまって理解し合えていない普通の夫婦
愛し合ってもいないし、もちろんセックスもしないけど、互いを心から理解し合えている偽装夫婦
さてさて、どちらが幸せかな？
