自分は最近のディズニー映画に何の期待もしてないので、逆に最近のディズニー映画を観ると「意外と悪くないじゃん」と思ってしまう（笑）
今作も大体そんな感じ。
とりあえず90分くらいでサクッと締めるのは潔くて良い。
少なくとも着地点が決まってて結末を変える気がないなら、これ以上引っ張っても印象が良くなることはないだろうし。
まあ典型的な現代ディズニー映画というストーリーかな…
昨今のポリコレ&上っ面の多様性ムーブメントにメジャー映画が迎合するしかないのはディズニーに限った話ではないし承知の上なんだけど、なんていうか…そのへんピクサーはまだ上手いこと納得させてくれるよなーって比較してしまったり。
違和感を抱かない人には全く気にならないであろう言いがかりみたいな感想と言われれば否定できないし（笑）何も考えず観てるぶんには充分に良く出来たエンタメ作品であるというのは本当にそう。
ご都合主義だしスタート時点から設定に無理があるせいか「これをハッピーエンドとして良いのか…？」という疑念も消えないけど、多分これが今のハリウッドでマジョリティになりつつある先進的リベラルの思考・思想なんだろうなという〝腑に落ちる〟感覚はあったな。
自分は映画に限らずディズニーの大ファンだったことないから単なるニワカの推論なんだけど、〝フェアリーゴッドマザーになる〟的なセリフが出てきたり、おじいちゃんがギターで〝星に願いを〟を作曲した(？)的なエンドロール後のシーンあったり、これがディズニーユニバースの原初みたいな匂わせに思えたんだけど…
まあ、こういう脚本の作品を原初的ポジションに据えようとしてること自体が最近のディズニー作品が大ヒットに恵まれない一因でもあるのかなと思わなくもない🤔
