新章開幕作〝キングダム〟の前に再鑑賞。
この創世記から始まる3部作かなり好き…というか、チャールトン・ヘストン主演のオリジナル1作目すら観ずに今まで来てしまっているので、猿の惑星シリーズは実質ここからの3部作と内容も思い出せないくらい記憶もアヤフヤなティム・バートン版のみ(笑)
実際に映画を観てなくてもネタバレ上等レベルで擦られ続けている1968年版のオチはもちろん知っていたし、そこに至るまでのエピソード1として良く出来たストーリーだったと思う。
人類が生み出したウイルスによって事態が最悪の方向に転がり出すパンデミックもの&知能の上昇が必ずしも幸福にはつながらないという「アルジャーノンに花束を」的な要素も。
シーザー以外のエイプも魅力で、特にコバは次作以降どういう立ち回りをするかも予見させるキャラ描写。
人類に代わって地上の支配者となるエイプの始祖シーザーの物語として文句なしの完成度かなと。