はめじろう

フェイブルマンズのはめじろうのレビュー・感想・評価

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)
4.0
昨今、映画作家は自伝的な映画やその要素を盛り込んだ映画を作る傾向にあると聞きます。サブスク時代、次作が大きなスクリーンで映画上映出来るかどうかの約束がないためです。

スピルバーグの自伝と聞いてようやく腰を据えるかどうかの地味なストーリーで、華々しいハリウッドでの活躍ではありません。スピルバーグ自身が両親との絶妙な関係の中で成長し、映画が人生の中心にあったことが伝わる映画です。捻りも技術革新もないですが、どこか読後感の良い映画でした。