1988年、学生を中心に民主化の波が押し寄せていた北京。政府高官の長男で貿易会社を経営するバイセクシャルのプレイボーイ、ハントン。彼はある日、部下からの勧めで地方から北京に出てきたばかりの青年、ランユーを買う。一夜限りの関係と割り切っていたはずのハントンだったが、後日彼はランユーと北京の街角で偶然の再会を果たして…な話。
やや早回しすぎ?と思う部分はあるものの、年上の男と若者の恋愛を丁寧に描いた作品。ゲイものにありがちなアウティングなどの外部からの悪意はほとんどなく、2人の関係性を丁寧に描いているのがよい。
仕事中でもタバコぷかぷか、酒飲みまくりなところが時代を感じさせる。「近くなりすぎたら別れる」と釘を刺すハントンだけど、家や車を買ってやったり、アメリカ留学の話をまとめたりとベタ惚れなところが可愛いと感じた。