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Butcher, Baker, Nightmare Maker(原題)
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『Butcher, Baker, Nightmare Maker(原題)』に投稿された感想・評価

幼い頃に両親を亡くし、不安障害もちの叔母によって養われた男子高校生が、叔母が引き起こした殺人事件の容疑者にされてしまう。オイディプス・コンプレックスを題材にしている、スラッシャー映画。

「スポーツ万能&彼女もち」という充実した学園生活を送っている主人公が、近親相姦の感情を抱いている叔母と理不尽な推理を押し通そうとする捜査官の介入により、急転直下の人生模様を体験していく。

簡単に言うと、スーザン・ティレル演じる叔母の偏執ぶりを楽しむための作品。主人公にミルクばかり与えて成長から目を背けたり、少女のような仕草でそっと寄り添ったり、邪魔者をヒステリックに消し去ろうとしたり、ヤバイ人間の生態観察が捗る。

ゲイ同士の痴話喧嘩に目星を付ける捜査官の視点では、「高圧的な親に育てられた子供は同性愛者になる」という、アメリカならでは(?)のレッテル貼りを推量することが可能。荒唐無稽な内容だが、切実な問題提起が含まれていることに気づかされる。
高校3年生のビリーは幼い頃に両親を『ファイナル・デスティネーション2』のハイウェイ事故みたいなド派手な玉突き交通事故で亡くし、それ以来叔母のシェリルと共に暮らしていた。

そんなビリーは地元ではバスケットボール選手として活躍していることもあり、奨学金でテンバー大学へ入学しようと考えていたのだが、ビリーを溺愛する叔母のシェリルは大学へ行ったら離れ離れになる事を恐れそれを妨害。

ビリーが好きすぎる余りシェリルの歪んだ愛と孤独がやがて彼女を殺人鬼へと変貌させる!


センセーショナルな事案を扱った映画として色んな国で上映禁止になった曰く付きのホラー映画なもんだが、近親相姦や同性愛といった確かに昔ならちょいとお堅い国からはムムムとなる内容なものの、日本でもVHS化されていないところを見ると当時は日本でもアブノーマルな内容だったんかな?

いやいやもっとやべぇポンコツ映画もVHS化されてるから、ただ単にこの監督がビキニ映画ばっか撮っているから日本のバイヤーもまたビキニやろ。と取り上げなかったんかな?

ビキニは悪く無いもん。ぴえん🥺


まぁしかしながら今作が特にこの手のマニアから一目置かれる所以は叔母のシェリルを演じたスーザン・ティレルの演技がキチガイじみててとにかくヤバいっつうことやね。

血は繋がって無いとは言え自分が育ててきた息子を性的な目で見て彼を守るためなら何でもするという常軌を逸したサイコパスっぷりやラストの鬼の形相にこの監督だからビキニを期待した紳士達は尽くそのちんこをへし折られるサイコスリラーとなってしまった故かも知れませんなぁ。

恐ろしきビキニパワー。

まぁそれを抜きにしてもめちゃ異色なサイコホラーとなっているので刑事にホモ扱いされるストーリーもかなり面白かったです。
ほんと何故日本ではVHSスルーなのか分かりかねる。

あと今は亡き売れる前のビル・パクストンもバスケ部のいじめっ子役で出ているので是非見てみてね
イワシ

イワシの感想・評価

3.8
面白かった!血塗れの姿で乳房を晒しながらジミー・マクニコルに縋りつくスーザン・ティレルにかなり嫌悪感を抱いたけど、ぜんぜん序の口だった。最後の最後までやめてほしいことしかしない。『断崖』以上に牛乳が活躍する牛乳映画でもある。口の周りを舐めるな!

朝食を作るスーザン・ティレルの包丁の音と室内でバスケのドリブルの音を響かせるジミー・マクニコルが映る冒頭、後にバスケの奨学金制度で大学に行けることを喜ぶマクニコルと偏執的な庇護欲を見せるティレルとの対立をアクションと音響でしっかり予告する。また冒頭からマクニコルは写真の被写体としてのイメージが連続して映されるが、両親、ティレル(顔出しパネルという挿げ替えの暗喩)、彼女役のジュリア・ダフィとマクニコルの写真の所有者が同時に本人も所有するかのような演出。被写体としてのマクニコルに関して言えば、やたらと彼の裸体が映るのも特徴的。ティレルから性的な視線を注がれるが、映画自体がマクニコルを性的対象として見ているかのよう。ボー・スヴェンソンのホモフォビックな言動はこの視線を誤魔化すために要請されたようにも思える(どっちにしろ差別的だが)。被写体であり続けたマクニコルがティレルに対する疑惑を抱き始め、その疑惑の表面化のきっかけのひとつとしてフリースローの主観ショットがある。睡眠薬入りの牛乳を飲まされたことによるぼやけた主観だが、同時にカメラとしめの役割を獲得する。後に彼はティレルの覗き見主観の時と同じ行動をとる。ティレルとの対決では背中を切りつけられたマクニコルが正面を向き、内側からの切り返しになった瞬間に決着がつく。カメラとカメラが向かい合う戦い。スヴェンソンはティレルの正体を見誤り彼を犯人とし銃を向ける。ピントの合わないカメラとして刑事と被写体であること辞めた少年、そしてshooting。