このレビューはネタバレを含みます
だらーっと時間が過ぎていくけど、気づいたら一緒にバカンスに行ってる気分になっていて、最後の方は、この日々が終わらないでくれって気持ちにさせられたし、終わりで何とも言えない感情にさせられた。
思わず自分が子供の頃、両親と旅行に行った時間を思い出してしまった。大人になった今だから分かるけど、親も1人の人間なので、自分自身との折り合いをつけながら、子供と向き合っていたんだろうなと想像してしまった。
ビデオに記録されているものが、事実で、それ以外は、ソフィアの薄れゆく記憶や、解釈じゃないのかという風に考えると、余計切ない気持ちになった。色んな見方ができる余白のある物語で、見るたびに違う感想を持ちそう。すでにもう一度見たくなっている。