ゾロ

リオ・ブラボーのゾロのレビュー・感想・評価

リオ・ブラボー(1959年製作の映画)
3.5
BS自動録画分鑑賞

メキシコとの国境に近いテキサスの町
リオ・ブラボーが舞台

現行犯で殺人犯を逮捕した保安官の
チャンスだが、殺人犯の兄は町の有力者だった
連邦保安官の引き取りが来るまで、
殺人犯の兄とその仲間達からの脅威と脅迫に
屈せず、僅かな仲間達と対峙することになる


女心が解らない無骨で実直な保安官
2年前の失恋で酒に溺れた凄腕保安官補佐
片足が不自由な老齢で頑固な牢番
早撃ちの若手ガンマン
足止めされたギャンブラーで踊り子の女性


様々な人がいる西部の町のリアル
日雇いの保安官や雇われ殺し屋
流れ着いた女性、駅馬車、静観する町の人
酒場の呑んだくれ、イカサマ師、演奏家
正義感の強い保安官と再起したい男
スペイン語圏のホテルオーナーと奥さん

決闘は殺人でなくても
無抵抗な人への場合、殺人
脅迫、殉職、人殺しは当たり前の世界

痺れる一対一の闘いは無い
多勢に無勢な泥臭い世界

格好良さよりリアルな世界観が良い
ゾロ

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