『理想郷』特別試写会(Fan's Voice枠)で行って来ました❣️
まず、観た感想としましては、
『話はありきたりだけど、細かい演出や展開がありきたりじゃなくてすごく面白かった』
一言で書くならこの感想。
これネタバレとかあんまり読まない方が良いと思うんですよね。
読みたくない方はなんならここで引き返して下さい😆
昨年、東京国際映画祭で「ザ・ビースト」のタイトルで上映され、グランプリだったというのも大納得のお墨付き。
前半の主人公ドゥニ・メノーシェと後半のその妻役のマリーナ・フォイスの2人の演技が素晴らしい✨圧巻。
ドゥニ・メノーシェもうハズレなしなんじゃないですかね。
そうそう忘れてましたが、この作品の監督『おもかげ』というあの衝撃的な作品の監督ですよ。
ここから一応ちゃんとした?感想。
冒頭言い争ってる男たちスペイン語が飛び交う訳です。
あれ?主演ドゥニ・メノーシェってフランス人だよね?って思いながら見てると登場。もう彼が出て来た瞬間から圧倒的な存在感。もうどんな役なんだろうとワクワクしましたよ。
ドゥニ・メノーシェはスローライフ求めてでフランスからスペインの田舎の村に移住して来た夫婦で元教師って設定なんですね。なるほど。
ここから物語は始まる訳ですが、描くのは田舎の村にやって来た余所者のインテリvs田舎の村を出れない嫁もいなくて母と暮らす荒くれ者的な兄弟。
サスペンスなムードもありつつなんだかんだそれだけじゃない。というのがこの作品の見どころ。
ストーリーとすれば、日本でも他の国でもありそうな話ですよ。
これ元になったのは実際スペインで起きた実話(事件)らしいので。
でも演出がお見事👏👏
今回の試写会、fansvoice単独ではなかったので、いつもと違う客層だったんですよ。fansvoiceの客層って映画マニアみたいな方ばかりだから😆
割と普通の若者もご夫妻とか親子とかも多くて、一体どんな反応なのかなと思ってたんですが、その若者なんかも始まったらシーンと波を打ったように静かになりまして、喰い入るように観てました。
演出が面白いから。
前半と後半で変わる視点も面白い。
娘のエピソードすらおフランスぽくって面白い🤣
いやいあっという間の138分でしたよ。
ちなみに犬も🐕出て来ますが、この犬も😆
もう、本当にネタバレしたくない!演出が良いので言いたくない!!
ドゥニ・メノーシェってだけで観に行って、それが去年の東京国際映画祭で話題だった作品だと全然結びついてなかった私ですけど😅
もう大満足の作品でした。
昨日の試写会場、日比谷図書館の下で不思議な場所でしたしスクリーンが小さかったんですけど、映画は最上級の味わいでしたわ。
若者の観客も満足げでしたよ。
ドゥニ・メノーシェ❣️❣️