のこ

こんにちは、母さんののこのレビュー・感想・評価

こんにちは、母さん(2023年製作の映画)
4.5
ほっこりよりも~
現実的にいろいろ考えさせられる~
ちょっぴり後味切なく苦く~
この母と息子の関係は予想通りだったけど💘

友達の領域を超えて来た、同期入社の木田(宮藤官九郎)の責任転嫁する大人げない言動!行動に
映画観終わっても後味悪かったですね!⚡⚡
リストラ候補の木田は営業部長になって出世している昭雄に対して、別の部署なのにわざわざ乗り込んで来て
恨み辛みを大きな声でぶちまけて~!
昭夫の実家までもまたまた乗り込んできて~!

優しい母はお友達なんだから~何とかしてあげなさい!って!????⚡⚡⚡

吉永小百合 78歳!
お母さんというより~
今作ではまだまだお美しいおばあちゃん役を~

女は幾つになっても恋する気持ち~
乙女心を忘れない動物ですね!w
そして息子に対してはお節介なほど心配する良い母親を💘

息子役には似ても似つかないw 大泉洋が!
今作でも彼のコミカルで 表情豊かな演技力に
もう胸いっぱいに! 笑ったり考えさせられたり!!
大泉洋が息子役だったから~苦しい役なのに
素晴らしい演技でラストまで楽しめました😊

優しすぎるのよね~昭夫さんは!!
リアルだったら~友達のために自分が犠牲になって!
解雇されて!
まだ娘(永野芽郁)が大学生なのに
生活どうするの~って!!!
人のために尽くす~~って 
そういうことじゃないですよね~⚡

学生時代、字が下手でラブレターを昭夫に代筆させて
今の奥さんと結婚した木田! 
今回のリストラのことも上役に何とか頼んでくれ~~と
あげくのはて~またもや問題を起こして~
それでも上で決まったことを 
昭夫は自分の身がどうなってもいいと~木田のことをお願いする~どこまでお人よしなんでしょう!

自分のことは自分で責任を持つことから木田はやり直さないと~いつまで経っても~木田は成長できないのに!

お母さんが恋した牧師さん(寺尾聡)が
天使のお話をしてましたが~
昭夫にとって 木田はきっと天使だったのかも~w
昭夫は木田のことを思い 何とかしてあげようと~
必死に願い 結果は自己犠牲~
会社を辞めることになりましたが~

今までの会社生活を振り返ると~
上役の顔色ばかり ご機嫌取って
出世して~営業部長まで行ったけど!
笑顔も消えて 疲れ果てた毎日!

神が昭夫を成長させるための天使(木田)を送ったのでしょう~
母も牧師さんがきっと天使だったのでょう~😊
夫を亡くして ひとり足袋のお店を続けて
寂しいはずなのに 髪を染めて お洒落して
綺麗な着物を着て ショパンのノクターンを聞きに
コンサートデート💐
成長させるために 神は天使を遣わされて~✨

母は恋しながら~息子の抱える妻との離婚問題や家出の娘の舞(永野芽衣)のことや仕事のことを~
息子と今まで以上にいろんなことを話す機会も増えて!
以前よりも~もっとお互いを思いやる関係になって行く!

生き生きと生活している祖母を
恋していると気付いてる 孫の舞~
おばあちゃんがデートに行ってるよ!w
おばあちゃんが失恋しちゃって~!
永野芽衣ちゃんも可愛いお孫ちゃん役ですっかり
おばあちゃんに懐いて😊

昭夫の今作で得た宝物は~失った仕事よりも~
心に解放感が戻った明るい笑顔!😊
そして 母と息子とのこれから~
年取ったお母さんが息子と暮らせる嬉しさ~
幸ありますように😊

自転車にいっぱい缶を積んで生活している
ホームレス役の田中泯さんの倒れそうに歩く姿に
胸が痛みました。 
彼も
私達の天使だったと思います☺

日常の何でもないこと~小さいなことを
幸せと感じられる自分でいたいですね!
のこ

のこ