肉浪費Xアカウント復旧無理ぽ

ハート・オブ・ストーンの肉浪費Xアカウント復旧無理ぽのレビュー・感想・評価

ハート・オブ・ストーン(2023年製作の映画)
3.7
アメコミヒーロー出身者がまた一人能力を手放してMI6に潜入する上位監視秘密組織の"女版イーサン・ハント"として近代ミッションインポ製作から新スパイ(ヒーロー)シリーズの始動!
する予感
というのも、がっつり『ミッション:インポッシブル』シリーズの"オマージュ・要素だらけ"で、今作は『M:I1(無印)』と『M:Iローグネイション』➕最新作『M:Iデッドレコニング』(&『フォールアウト』もちょこっとw)までもが合体したかのようなどちらかというと「イルサ」寄りのスカイダンスが送る"シリーズ集大成&リブート的最新近未来SF感"のヒロイン'Sスパイアクション

だったら『M:I』のレベッカ・ファーガソンさん主演の"イルサスピンオフ"を作れってツッコミが出そうで、そういうずらっと並べ立てられるくらいのあからさまな"類似点"、つまりは"パクり"と詰るまでいくとなると評価の分かれ目になりそうですが・・・(なあ、イルサ生きk…戻ってくるよなぁ?)
上記したようにパクりもなにも『M:i』製作元で、「ミッションインポッシブル制作陣」&「オールド・ガード制作陣」ですからねw 意図的な計画の発進なのでしょう。(だから単発で終わって欲しくはないのですが…)
個人としては、M:i最新作観るにあたり4Kディスクを集めて総復習したので、原点に戻るような展開か・ら・のあれやこれや覚えのある要素が絡んで楽しかったんですがねwまあ必然的に比較にもなるっていう…(笑)

主演もアクションヒロイン且つアメコミヒーローメタな"華(映え)"もあり致し方ないのかな…とも思います。だったら、『M:i(無印)』を思わす役どころなジェイミー・ドーナンさんも、ヘンリー・カヴィルさんに少し感じが似てるので、スッパメンが『M:i』を股にかけてあれな役やって、"「DC」仲間"がガチンコあれやっちゃうくらいはっちゃけた事やってもいいと思いましたね!
そこまでやっちゃうと、MARVELメタパロディをやりまくったApple TV+『ゴーステッド』みたいなドタバタコメディ調になっちゃうので危険なんですけどねw

話としては、『M:i』のIMF(イーサンチーム)とシンジケートの関係性をさらに深堀りしたような、愛国の為に身を粉にして投じてきた「諜報員」の"その後"や無国籍世界調停組織「チャーター」の"正義"名で消費されてしまう人命など、『M:i』シリーズでは掘り下げられない部分を"少し深堀り"したような話で興味深かったですね。
「チャーター」という組織自体にキャーカッコいい!ぶち上げ〜い!↑↑(別名「IMF」だけどw)ってなってる所に、その組織が瓦解するような暗部を描き、大物感を醸すグレン・クローズさんが思ったほど活躍しないっていうミスリードもw

本作で問題なのは、ストーリー進行は既視感ありつつもアクション込みでそこそこに面白いものを提供できているので問題ないとしても、インド映画界かつNetflix提供作でも確実にスターダムを上り詰めているアーリヤー・バットさん演じるケヤ(インド孤児から叩き上げられた天才技術者)の在り方ですね。
アーリヤーさんは日本でロングヒットした『RRR』もあり認知度が爆上がりかもしれませんが、『パンジャブ・ハイ(フライング・パンジャーブ?)』(Netflixではもう見れない)の時から注目してた身としては、齢30歳で『ブラフマーストラ』やNetflix『ダーリンズ』で"自立した大人の女性"を続けて演じ成長みたいなのを着実に感じさせていたのに、今作で逆戻りの"少女性"かつか弱い(アクションがないわけではない)"被害女性的"役ってのはどうなの?って首を傾げてしまったんですよね…
彼女の初期の立ち回り的に「ジョーカー(意味深)」な何しでかすか不明な"悪女"からその天才ハッカー技術も特に披露されない"矮小化"した役になって非常に残念なんですよね…

失礼ながらおばさん顔(中性的)のNetflixにて(『アーミー・オブ・ザ・デッド』で)世界的俳優としてブレイクした感のあるマティアス・シュヴァイクホファーさんが『M:I』のベンジー的役どころの技術サポート屋なのはいいんですが、上司といい「チャーター」側の"秘密組織的有能さ"も『キングスマン』よろしくもっと発揮されて欲しかったですね…そうじゃないと、ソフィー・オコネドーさんの役どころが口五月蠅いだけの"堅物上司"感で無能の割合が強い上に、スーパー組織「チャーター」"らしさ"に欠ける最悪な印象なのは良くないです…

『M:i』繋がりで『マイノリティ・リポート』で見たAR環境での直感的操作の到来第一段階が「スマートフォン」だったのでしょうが、「ハート」による量子コンピュータ技術が今年発表されたApple『Vision Pro』でより一層、"近未来という遠距離感覚が消え失せる"イノベーションが待っていると考えると、より身近な"SFではない"現実的映画に思えてくることになりますね。

"無国籍"かつ"超法規的平和活動組織"もあってくれればいいんだけどなー🙄
でもそれは「アベンジャーズ」を望むが如く人である限り『不可能』を突きつけられるような映画でもあるんですよねぇ😏