山小屋で一人で暮らしている老人のもとに、森で迷った男性が尋ねてくる。
用心深い老人は男性を疑うが嵐がやってきたことで彼は男性を家に泊めることにする。
ほぼ会話で進むストーリー。
男性を警戒し、執拗に揺さぶる姿は観ていて不快でいつまでこのようなことをするのかと思ってしまうけれどそこも伏線になっていてよかった。
老人の昔話や身の上話から、男性の悩み相談に会話が変わっていくところも自然で、ここから何が起こるのか興味深かった。
誰かを監禁しているのか?サイコパスなのか。それとも殺人鬼?ループ映画?なんていろいろ考えながら観られるところが面白くて、前半と後半でかなり雰囲気が変わる。
後半には絶望と贖罪が散りばめられていて恐ろしかった。
スティーヴン・ラング、怖いおじいちゃん役似合いすぎて観ていてゾワゾワする。