沢木耕太郎原作とは知らなかった。
俄然原作も読んでみたくなりました。
いやいや、まいった!かっこいー!
これだけのファイトシーンを見せてくれるボクシング映画はエンタメとして最高に面白い!辛いところも多いけど面白い。
勝ち負けは当然ながら、それ以外に描かれるものも潔くカッコ良かったです。
結末もこれで良いと思えるものね。
観終わった後も気分良好。
余計なプロットは吹っ飛ばして、ベタベタした人間模様が少ないストーリーも良かったと思います。
横浜流星演じる黒木の眼が時に異常にギラつくのですが、出てくる男たち皆んなの眼がギラギラしてて緊張感ありました。
特にムショ帰りの次郎を演じた哀川翔はこのところ優しい役が多かったので、ギラっと眼を向けられるとウヒョっとなりましたねぇ〜wさすが!
あと、横浜流星と窪田正孝の身体能力の凄さね。流れ的に見過ごされそうだけど坂東龍汰も良かった!頑張ってたよ〜
この辺りは中途半端に出来ないし、リアリティに俳優さん達リスペクト!
同時に出演しながらボクシング指導・監修もしている松浦慎一郎も凄い。『ケイコ目を澄ませて』などこの所の活躍ぶりにはびっくりです。
セコンド側にいる佐藤浩市も広岡という役を演じるのには相当のトレーニングしてるよね、きっと。いい動きしてるもんなぁ〜
ボクシングだからって片岡鶴太郎を起用するの、どうなの〜?と思いましたが、役者としてやはり上手いんだな〜。納得。
橋本環奈は地味すぎてはじめピンとこなかったくらい。
奥野瑛太は久しぶりの情けないキャラでなんだかほっこりしてしまったw
佐藤五郎とじじぶぅの2ショットにはニヤけちゃいました
斉藤陽一郎、みっけ!