こんにちは、さるやんです。
皆さんは静岡県掛川に鳥好きの楽園と言われる掛川花鳥園というところがあるのはご存知でしょうか?
ペットとして飼う鳥さんたちはひょんなことから飛んでいってしまって家に戻ってこれなくてロストしてしまう可能性があります。
なので、動物園での展示も止まり木にじつと止まっている鳥さんたちしかみることができません。
しかし、掛川花鳥園では広大敷地を建物で縦横大きく覆っているため自由に鳥さんたちが飛び回る花と鳥さん達の楽園となっております。
まず、驚くべきことにペンギンやフラミンゴが放し飼いになっております。
なのでフラミンゴにくちばしで続かれるなんてことも。
また各所でエサを売っているのですがそれを持った途端に体のいろいろなのところに鳥さんたちがでワッとよってきて鳥さんまみれになります。
入口に置物のフクロウかな?とおもったら本物なちっちゃなフクロウさんがたたずんてたりします。
フクロウさん、夜行性なので昼間はおとなしいんですね。
そんな掛川花鳥園のHPはこちら!
https://k-hana-tori.com/
そして、そのフクロウの名を冠した朝鮮時代サスペンスが本作であります。
盲目の天才的な鍼の技をもつギョンス。
宮廷にスカウトされるも、中国から戻った次代の王と
目される世史さまが中国から帰ってきたことで事件に巻き込まれることに。
ギョンスは盲目でありながら秘密を抱えておりそれがタイトルの梟とも関係しております。
感の良い方ならピンとくるはずですし、ほぼ序盤でタネ明かしされます。
秘密を知ったことでなんとか、世史様家族に伝えようとするも、敵は権力をもった大物中の大物、絶体絶命の危機に
どうやってこの危機を乗り越えて、残してきた弟のもとへかえるのか?果たして帰れるのかハラハラドキドキの宮廷サスペンスです。
レビューを書くまでに大分時間が空いてしまってネタバレを含む感想なんですが、
犯人は反中国派の王様です。
世史王となってしまうとほぼ、中国の言いなりになってしまうのではないか、
また、世史さま、途中でギョンスの秘密に気づきながらかえってそれを気遣う優しい性格の方。
むしろ、その優しさゆえに、現王は彼では絶対に朝鮮国を守れないのではないかと言う懸念を抱いてたのではなかといまさらながら感じました。
王たるものときには非情な決断も必要だし、国民を他国の犠牲にできないと思ってるならずる事や卑怯な駆け引きも必要と考えたことでしょう。
そう考えると肉親殺しではありますが、
王としての役目はあながち間違ってたわけではないし、苦肉の決断だったのかもしれないと思いましたし、その王を熱演したユ・ヘジンみごとでした。
近くにコンフィデンシャル国際共助協力を見たばかりだったのでなおさらその役柄の違いをみごとに演じてるなと感心しました。