このレビューはネタバレを含みます
おもしろかったのですが、わたくしの体調が不調でスリリングな展開になると気分が悪くなってしまうので、度々停止しながらの鑑賞になりました。いろいろと勿体無かった。
それと北野武版『座頭市』を観ていたので、匂わせ描写もあり、だいぶ早い段階である仕掛けに気付いてしまいました。非情の二作同時のネタバレ。
何の情報もなく観てしまったので、途中まで朝鮮王朝の話だと気が付きませんでした。ちと登場人物が多く見分けが難しいので迷いますが、中盤から怒涛の展開が始まるので問題なく楽しめた。複雑になりそうな描写をとてもシンプルに描いているのが良い。
その反面、メイン以外の端役らへの言及が足りないのは少し残念。あの先輩みたいな人や同僚、皇子の子など、その後どうなったとか(主人公が)助かった道理とか。想像はできるんだけど気にはなった。
主人公の秘密がバレる場面も、机に置いた時に音が鳴ってるから誤魔化せたとおもうんだけどなぁ、とか。
さておき、韓国サスペンス安定のクオリティでした。