このレビューはネタバレを含みます
この『梟』を見る前に、1636年の「丙子の乱(へいしのらん)」を勉強しておくと良いと聞き、予習も済ませて見る気満々で視聴しました〜😆
序盤、盲人天才鍼師(リュジュンヨル)が内医院に引き立てられるところから、すぐに興味しんしんになった👀
そして、『梟』というタイトルの意味がわかったところで、さらにグッと引き込まれた👍
息もつく暇もないほどスピーディーな展開、ヒヤヒヤ、ゾクゾク、スリリングで面白かった〜‼️
残虐シーンは少なめで、
「昼間は盲人だけど暗闇では見える」
という特殊な設定で、緊迫感を持たせるという、このアイディアがすごいですね👍
その盲人鍼師の主観に立てるよう、音を際立たせていたり、光でぼやけた映像などが用いられていたのも、臨場感高まりました❗️
御医(チェムソン)が鍼を一本、ジュンヨル演じる盲人鍼師の目元に、一瞬でスッと鍼を刺しそうになるシーン、怖かった〜😱(ポスタービジュアル)
そして、盲人鍼師が逆に、御医の顔に鍼をブッ刺したところもヒェ〜と凍りついた😨
盲人鍼師役リュジュンヨルの演技には痺れました〜✨
瞳の動きの演技、終盤、宮廷内を走り回っている時の必死の形相…
わざとらしさが無く完璧でした👍
ユヘジンさんの仁祖も、無気力で神経質な王様、最後まで王であることに固執して、半分狂人のようになっていく様子に目が離せなかった🤔
《2度目観て思ったこと》
自分のような卑しい者は、"見て見ぬふり"をして生きていかなければならない、と考えていた鍼師。
でも終盤、自分は逃げられたのに、若殿を助けるため、門のところで引き返していく場面、鍼師が"行動する男"に変わった事を示しているようで、すごく感動した👏
「物事を正しく見て行動せよ」と教えてくれた世子。
世子との交流が、心を閉じていた鍼師に勇気をもたらしたんだなぁとしみじみ…
史実の変死事件をサスペンスとして、こんなに面白く膨らませてるのが、まず凄い👍
さらに、ヒューマンドラマ的な要素も加わって、鍼師の変化や成長まで描いた側面もあるように思いました✨✨
評判通りの傑作👏👏
見て良かったです‼️