せの

猿の惑星/キングダムのせののネタバレレビュー・内容・結末

猿の惑星/キングダム(2024年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

まず映像が凄すぎて最初から笑ってしまった、ほんまに猿が演技しよる。猿がしゃべりよる。なんだこの映像は…

前3部作のラストから300年後、エイプたちは集落をつくり独自の文化を形成して生活している。人間はエイプたちにとっては話に聞いたことのある程度の存在にまで衰退。でも実は…って話。

猿が、かつて繁栄を極めた時代の人間の叡智に触れて急速に進化しようとしたところ、人間の生き残りが完全な猿の時代になることを阻止するためにそれを妨害する。主人公ノアをはじめとするイーグル族のエイプたちは、人間に対してナチュラルに見下しており、言葉を話すメイと触れ合ううちに少しずつ先入観的な差別から脱却していくのだが…結局メイも人間が全てを手にした時代を取り戻すべく行動してしまい、ノアとも決別することになりましたね。

リチャード・ドーキンスの「利己的遺伝子」を思い出しました。現代人間は、種としてその遺伝子を絶たれる事がまず考えられないため他の種にも親切に接しているけれど、今作のように絶滅の危機に瀕したら遺伝子を残すべく利己的な行動を取るようになるのかなぁと

しかし長い😭これ、90分くらいに収まる話でしょ!ラカとかいうオラウータン、せっかくシーザーの教えを守ってきたのに誰にも伝えずに死ぬの…だったら最初からいらん!ノヴァと名付けるくだりもいらん!
冒頭は集落のシーンからスタートでいきなり襲われるくらいでいい!もう一回卵を取りに行くぞ〜となるまでの流れが妙に段取り臭く感じてしまったので序盤全然乗れなかったよ…
プロキシマスの王国に行ったあたりからは良かったです!
せの

せの