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半島の鳥
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目次

半島の鳥の作品紹介

半島の鳥のあらすじ

ある半島の、ある村で昔から続いている子どもが大人になるための通過儀礼。その儀式本番に向け、少年たちは決められた舞を一生懸命練習している。少年にしか見えない鳥がいる。その少年もいつか鳥が見えなくなる。好意なのか、憧れなのか、嫉妬なのか。本当の気持ちは自分でもわからないけれど、少女はずっと少年のことを追いかける。

半島の鳥の監督

和田淳

原題
製作年
2022年
製作国
日本
上映時間
16分
ジャンル
ショートフィルム・短編

『半島の鳥』に投稿された感想・評価

「半島の鳥」

シュールで内容はよくわからなかったけど、結構好きだった。
4.0
【儀式ギライと好き嫌い】

IFF2022『東アジア・エクスペリメンタル・コンペティション6』上映にて。作品ページが出来たのを知ったので、追っかけでメモ的に投稿。

時間が経ち印象が薄れていますが…このプログラム4本中ではコレ、いちばん面白かった!保守的な受け止めではありますが、和田淳の安定感に、やっぱり肩で爆笑!こういうのがプログラム中に混じってくれると、あんしんの満腹感!

この人のアニメを一言でいうと、“アートギャグ”なのだとおもふ。アートって笑うもんだよ、と、緊張感を120%ほぐしてくれる効能がありますね。

本作を“えがく”ことになったきっかけは、作者コメントからは、こういうことらしい。

“ある村で伝統的に行われている祭で舞う、演目の練習風景を映したドキュメンタリーを見た。その演目は子供たちが笛や太鼓や掛け声に合わせて舞う、というもので、演目内容やどんな踊りだったかは忘れたが、輪になって決められた所作を練習する子供たちの周りを、まるで大会の審査員か何かのように目を光らせた1人の大人が、子供たちの一挙手一投足をジッと見ながらグルグルと歩き回っているのだけ、鮮明に覚えている。そして子供たちの目が、死んでいるように見えたことも”

これが実際、本作展開の要になっており、その意味では体験からのドキュメント。で、この集団についていけない身体音痴の少年と、そこに加わりたいどんくさい少女と、逸脱する少年が追うことになる茫洋とした“トリ”が、すっとこワールドを組み上げてしまいます。

おとぼけエロスは今回も健在。何となく屹立する“トリ”の首を、少年がすこすことしごきます。さて、ソコからナニが放出されるのか?

んがまあ、和田作品は、ナニを描くかより、ナニとナニの間に流れる“間”が一番の要で、梅干だったりするので、知らんふりして和田時間にだまされ、流されればよいと思います。

くせになる肥満児。

でもまあ、マジなこと考えてみると、意義ある重要な儀式は存在するのだから、そこまで好き嫌いレベルで茶化してしまうと、自分の首をしごくのでなく絞めるコトになるでしょうね。

<2022.10.18記>
3.9

ベルリン国際映画祭前夜祭プロジェクト 上映会にて。

鉄コン筋クリートを彷彿とさせる
シュールで独特なタッチの絵

読解力不足で分からなかったところもあるからこそ、何度か見たい。

踊り踊りながら、小さなミスも許されない
日本らしさが表現されてて、辛い、好きだなぁ

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