NOCEBO／ノセボのあららのレビュー・感想・評価

子供服ブランドのデザイナーでバリバリのキャリアウーマンである主人公への壮絶な怨念が込められた復讐の物語
最近呪物にハマっているのもあり若干バイアスがかかっているが、中盤まではかなり面白い
冒頭で１つの大きな謎を残してストーリーは過去と同時進行で紐解かれてゆき、本格的に復讐の描写に入る迄に全てを察する事が出来るので非常に観やすい
呪いや呪物のような思い込みの力が産む恐怖がテーマなのだが、ファストファッションに限らず安価で大量に供給される昨今の生産背景についての啓蒙も込められている良い作品