最初と最後を比べて成長なんてしていなくても、何かが大きく変わったわけでなくても、青春時代に何かに熱中できた時間はその後の人生の糧となる。
主人公の思春期特有の揺れ動く心理描写や、恋愛のもどかしさ。
70年代に生きてないけれど、こんな感じ昔あったなぁと思わせてくれる作品でした。
カメラ屋さんとか広志の部屋とか、エモさ満点なところも良かった。
人生で初めて舞台挨拶も見れた。
舞台挨拶が終わったら、映画を観ずに帰る人たちが多数いたことに驚き。
好きな出演者がいるからなのかもしれないけど、舞台挨拶を観たから、より一層映画を奥深く知ることができたし、そういう人たちに舞台挨拶を見て欲しいなぁと思った。