結果より努力であっても、やはり努力が実を結ぶことを願ってしまうのがオリンピックである。
しかし、メダルを取ることだけが全てではないのだと思った。
オリンピックという夢の舞台の切符を掴むまでが、その人にとってのオリンピックなのである。
夢半ばだった、自分の情熱をもう一度重ね合わせてくれたピアリー。
帰りの機内でコーチと牛乳で乾杯するシーンが胸熱だった。
楽しんで!といつでも見守ってくれている母。最後はちゃんと息子を信じて認めてくれる父。
主人公は一人では決して成し遂げられなかったのである。
でも、人生は自分で切り拓くものだと、自分を信じて突き進むエディはイーグルのように格好良く見えた。