ひかる

赤毛のアンのひかるのレビュー・感想・評価

赤毛のアン(1986年製作の映画)
4.0
久しぶりの鑑賞。
セントローレンス湾に浮かぶプリンスエドワード島。
赤土や恋人の小径、輝く湖水…
映画に出てくる美しい風景は、小説で読んだ赤毛のアンの世界そのものだ。

孤児として育ってきたアンが、マシューやマリラの愛に触れ、家族になっていく姿は感動である。

マシューがアンのためにパフスリーブのドレスを買いに行くシーンがとても好き。

アンは二人に出会い、幸福な人生を送ったが、マシューやマリラもまた、アンに出会えたことで人生が豊かになったのだろう。

腹心の友になるダイアナや、ライバルであり恋人になるギルバート、進むべき道を考えるきっかけをくれたステイシー先生。

どんな人たちに出会うかによって、人生は大きく変わる。

人生にはいくつもの曲がり角があるが、アンのように自分が選んだ道がいつも一番素晴らしいものであると思える生き方がしたい。

20年以上前に訪れたプリンスエドワード島、またいつか行ってみたいと改めて思った。
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