アンドロイドが特定の人間を守るために暴走する。段階を踏みつつも守るという意味の中に主人にとって「死を与える存在」「害をなす存在」「守ろうとする存在」、間違った事をして叱りつける存在でさえ主人にとっての障害だと判断して排除しようとする。
そこにアンドロイドの感情はなく、単純により良い結果になるように動いているだけ。
最終的にはアンドロイドが横に居たら、保護者となる存在以外には他は何もいらないという結論に辿り着く。
最後の最後までアンドロイドに感情がないところに大きく好感が持てた。
途中でデータをコピーしているシーンが出てくるが単純に情報を流している悪事を見せるためだけのシーンだったのか、それとも…。続編があるのならば伏線になるだろうけど、コピーアンドロイドvsオリジナルアンドロイドみたいな展開にだけはならないように祈りたい。